来期(2013年2月期)の見通し
 厳しい経営環境のもと当グループにおきましては、3年目を迎えたホールディングス体制の機能がより強化され、各事業会社がその役割と責務を果たすことで、グループ全体の収益を確保し、各社の企業価値の増大を図る基盤が構築されてきました。主要営業部門である市進学院・市進予備校では2012年3月開始の春期講習において、これまで厳しい状況であった集団授業で前年を上回る外部講習生の集客ができており、個別授業や映像授業についても堅調な集客ができております。また、幼児教育や日本語学校など新たに取り組んでいるサービスにおいても新年度順調に始動しております。当グループでは、従来の中 学・高校・大学受験の指導体制の強化はもちろんのこと、従来型の“学習塾”にとらわれずに事業展開を行う「総合教育サービス企業」への転換を図ってまいります。

 具体的な営業施策は以下のとおりです。

 サービスの中心となる市進学院・市進予備校におきましては、首都圏一体型から都県本部制への組織改革を行います。次期への先行準備として、2012年2月には市進学院武蔵小杉教室(神奈川県)、相模原教室(神奈川県)、中山教室(神奈川県)、川間教室(千葉県)、木更津教室(千葉県)を開設しました。また、2012年3月には、天王町教室(神奈川県)、反町教室(神奈川県)、鶴ヶ島教室(埼玉県)における営業も開始します。
 多様化する生徒のニーズに対応するため、小学受験個別コースや高校生専用個別コースを新たに設置し、また、都県本部制を最大限に活かした地域毎に特色のある公立高校受験指導の更なる強化を図ってまいります。
 順調に推移している映像授業につきましては、市進ウイングネットの加盟校契約もますます増加傾向にあります。映像コンテンツは、ジャパンライム株式会社との連携によるグループ内制作によるものであり、ホールディングス体制がうまく機能している一例といえます。
 さらにこれに加えて、予てより研究開発を進めていた「ウイング個太郎」をリリースいたしました。このウイング個太郎システムは、先生が要らない究極の個別指導(映像授業)ともいえ、講師の確保が難しい地域でのニーズも高く、全国規模での販売活動を強化してまいります。
 また、受験にとらわれない教育サービスの展開として、日本語学校、幼児教室の運営、高齢者向けの住宅賃貸サービスの定着を図ると同時に、新たな商品開発に取り組んでまいります。

 当グループの業績の見通しにつきましては、連結売上高20,027百万円、連結営業損失175百万円、連結経常損失185百万円、連結当期純損失447百万円を予想しております。